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Location
長野 Nagano
霧の高原地帯
Type
Mountain Retreat
山荘・瞑想の間
Completion
2025年度
竣工
Materials
天然乾燥杉・自然石
Air-Dried Cedar & Stone
The Story
誰もいない高原で、自分自身と向き合う
この山荘の施主は、都市での長い仕事の合間に、意識的に「何もしない時間」を持つための場所を求めていました。標高の高い高原に位置するこの敷地は、一日のうち多くの時間が霧に包まれます。私たちはその霧を隠すのではなく、建築の主題そのものとして扱うことにしました。
間取りは極めて簡素です。寝室、水回り、そして一室の広い居間だけで構成し、装飾的な要素は徹底して削ぎ落としました。壁は天然乾燥させた杉板を用い、無塗装のまま経年変化に委ねています。開口部は霧の濃淡によって表情を変える東向きの一面に集約し、朝ごとに異なる光の量が室内に差し込みます。
デッキテラスは室内と森の中間領域として設計し、椅子をひとつだけ置けるだけの広さにとどめました。誰かをもてなすための場所ではなく、自分自身とだけ向き合うための場所として — この山荘はそのように在り続けています。
霧が晴れるのを待つ時間もまた、建築である。
Even the waiting, before the mist lifts, is part of the architecture.
— 担当建築家
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静寂と向き合うための場所を、山の霧の中に。私たちのデザインコレクションを見て、あるいは直接ご相談ください。